
駐車場から中が丸見えだが、中には人がほとんどいない。それでも今日のおつとめを果たすべく、中に突入。すると、嗅いだことのないような異臭がぷーんと鼻を突いた。
チャーシュー麺と海苔ラーメンを注文。妻はあぶら少な目、麺固めをリクエストしていた。
ここは、トンコツラーメンが有名な店。トンコツといえば、細麺。苦手な麺なので心配していたら、あっという間に運ばれてきた。細麺なので、茹で上がるのも早いようだ。
運ばれてきたラーメンは、スープが微妙に泡立った、あまり食欲をそそられないもの。一口すすってみるが、これまた食欲を衰退させるような味だ。三口ぐらい食べた時点でギブアップ。どう考えても、食べられたものではない。同僚の「吐きそうになった」という話もうなずける。それでも、吐きそうになりながらも完食したというのは、まさに尊敬に値する。
どういう味かは非常に表現しづらいが、あえて言うならば、下水道の汚泥のような味といったところか。妻は、東京の浮浪者のニオイがすると言っていた。
あまりの味なので、食べずに出ようかと思ったけど、店員が見ている状態で、ほとんど食べていないラーメンを残して脱出するのは不可能に近い。結局、最初の三口以外は全く食べずに、妻と子供に食べてもらった。この店は、カウンターとテーブルの間の体感距離がやたらと短いので、そういう意味でもとても緊張を強いられた。どんなにまずくても、まずいと小声で口走ることも躊躇われるような雰囲気だった。
このラーメンが癖になってしょうがないという人種がこの世には存在するらしいが、どうしても理解できない。これを食べるぐらいなら、センブリ茶を飲んだほうがましだと真剣に思った。
●住所
金沢市南新保(駅西の国道8号沿い)