和食のB級グルメ食べ歩き
【和食】金澤さくら亭(金沢市兼六町)
決してB級グルメではない、金沢さくら亭。自分の金で行く店であるわけもなく、親と一緒に行ってきた。
結論から言って、さくら亭の偽らざる感想は、B級グルメではないからと言って、決してA級ではない。
味も量も大したものではなかった。
ただ、内装やこれ見よがしに置かれた魔王の瓶たちが、なにやら高級感のようなものを感じさせる。
逆に言えば味のほうは、「別に可もなく不可もなく」だ。
「もっと気軽に金沢の和食を」というのがさくら亭のコンセプトのようだけど、金沢らしさというのは特にない。
出てきた料理の中で金沢らしさを感じさせるのは、せいぜい刺身の中にあった、1匹の甘エビ程度だろうか。
高級そうな店構えだけあって、桜色の着物を着た店員達の振る舞いはとても上品だったが、出てきた焼き魚の魚名を聞いてもすぐに答えが返ってこなかった。
味で勝負できないなら、こういうところの教育をきちんとしてもよいのではないだろうかと思った。
こんな感じで、B級グルメファンには満足できる店ではなかったけど、雰囲気を味わいたい人には向いている店ではないだろうか。
●住所
金沢市兼六町