寒かったので鍋を食べたくなり、友人と行ってきた。
久しぶりに行ってみたら、ここの特徴の一つである個室がなくなっていた。パーティションが全部取り払われ、だだっ広い畳の小上がりに変身していた。
メニューも変わっていた。以前は小結・関脇・大関・横綱と別れていたメニューが、鶏・豚といったシンプルなものになっていた。ついでにスープの味も選べるようになっている。その中から、豚とキムチスープをチョイス。
キムチスープは、結構唐辛子が浮いていて辛かった。具のほうは、豚肉が思いのほか少なく、鶏に比べて500円増しとは思えないほど貧相でちょっと残念だった。でもトータルとしては、おいしかった。
そういえば以前、ここのスープを家でも再現しようといろんな調味料を駆使してトライしてみたことがある。おいしくはなるのだが、全く同じ味というわけには行かない。なので、最近は、店で売っているスープの素を買ってきて食べているのだが、それでもなかなか同じ味というわけにはいかない。結局、「微妙なコクを追加するゴボウ」、「触感を増すためのモヤシ」がホンの少しだが微妙に入っていているのが味の秘訣なのではないかと判断するにいたった。家で食べる鍋は具を少しずつ入れるというよりも、豪快にぶち込むというイメージになりがちなので、同じような繊細な味の再現は難しいかもしれない。
江戸沢
和食のB級グルメ食べ歩き
【鍋】ちゃんこ江戸沢(金沢駅西店)