吟たまのあった場所は、かつては別の焼き鳥屋だったのだが、金沢市ないでも有数の焼き鳥屋だったか料亭だったかで修行した人が新たにオープンした焼き鳥屋だそうだ。そうした意味ではB級グルメには位置付けられないかもしれない。
思えば、その焼き鳥屋の前は「鈴見」という居酒屋だった。その居酒屋もちょっとB級グルメとは違っていた。
吟たまのウリはやきとりと究極の手羽先
右写真の看板にあるとおり、やきとりと手羽先。焼き鳥屋だからやきとりがウリなのは当たり前だけど、手羽先というのは非常に気になる。
そんなわけでまずは焼き鳥の盛り合わせと手羽先を注文。
値段は下の写真を見てもらえればわかるけど、B級グルメ価格ではない。
究極的にモノが運ばれてこない
注文してすぐに運ばれてきたのは飲み物。そしてオーダーもしてない漬物盛り合わせが運ばれてきた。早速クレームを入れるが、今度は待てど暮らせど焼き鳥が運ばれてこない。
結局、最初に焼き鳥が運ばれてきたのは注文してから40分も経ってから。
追加注文したものも、焼き鳥以外は通常のスピードで運ばれてくるが、焼き鳥はびっくりするほど運ばれてくるのが遅い。
普段はこういったことに苛立ちを感じないような面々も、ブツブツ文句を言うし、店員にも不満をぶつける。
しかも驚くべきことに、運ばれてくる焼き鳥が熱くないことすらある。なんで???
そんなわけで、次回吟たまに来ることはないであろうと誓い合った。
でも「吟たま」はうまい
そんなわけで散々な思いをしたのだけど、味はなかなかいけていた。焼き鳥には「たれ」とも「塩」とも指定しなかったけど、レバー以外は塩焼きだった。
ひとつひとつの焼き鳥の大きさは大きく、値段に見合うものだった。
手羽先は絶品。運ばれてくるのさえ早ければもう一度オーダーしたいぐらいだった。
どのようにして作っているのかわからないけど、味付けは抜群だし骨も食べようと思えば食べられるぐらいの固さだった。
ところで、焼き鳥、手羽先とも写真を撮り忘れてしまった。
それもこれも、運ばれてくるのがあまりにも遅く、手元に来た瞬間にすべてを平らげてしまったからだ。