焼肉・鈴見は、もりの里の入り口、鈴見橋のたもとにある焼肉屋。物置のようなシンプルな建物が特徴。子供の頃から、ずっとここにある。
先客は3人。いずれも中年で、ブルーカラー系の仕事をしていると思われる人たちで、キープボトルの焼酎を飲んでいる。
メニューを見ると、鶏肉系が一切なかったので、店員のおばさんに聞いてみたら「うちは鶏肉はおいてない。食べたければどこか別の店へ行けば」というような趣旨のことを言われる。かなり威勢のいいおばちゃんだ。
最初に注文したのは、豚バラやレバーなど。豚バラは肉が数枚しか乗っていなくてかなり少ないと感じた。一方のレバーはかなりたくさん入っていた。
次にシロと豚ホホを注文。ホホはとてもおいしい。だが、シロはにおいがきつく、どう考えても悪いとしか思えないものだった。こんなに小さな店で全く手をつけないのもどうかと思い、おばさんにその旨を指摘したら、かなりの怒り口調で「うちの肉は毎日新鮮なものを仕入れている。そもそもあんたは肉を焼きすぎだ。さっとあぶるだけで食べればいい。」と指摘されてしまった。そしておばさんがおもむろに橋を取り出し肉を焼く。悪くないか自分で食べるのかと思いきや「これぐらい焼けば十分。」と生焼けの肉を差し出された。仕方がないので食べてみたが、よく焼いてある時よりもさらににおいがきつく、腹を壊さないか心配になった。こういうのをいわゆる逆切れというのだと思う。
残っているホホ肉を大急ぎで食べ、会計を済ませる。ぼったくられないか心配だったが、それは大丈夫だった。
●住所
金沢市鈴見台
焼肉のB級グルメ食べ歩き
最近行った焼肉のお店
【焼肉】鈴見(金沢市鈴見台)
2006-04-01 19:41:00